「胸椎の動き」
今回は、「胸椎の動き」についてお話しさせていただきます。
胸椎とは、12個の骨から形成され力学的にとても安定した部分になっています。
主な動きとしては、体幹の屈曲、回旋になります。
この胸椎の動きが固くなると呼吸が浅くなったり首、腰への負担が増えたり、腕が上げにくいなど様々な影響を与えることになります。
特に腰痛でしんどさ、筋肉の硬さが出やすい所は胸腰椎移行部(第11胸椎から第2腰椎)になります。
理由として、肋骨で守られて元々動きにくい上部胸椎(10番目まで)があり下部(11番目から腰椎2番目)は肋骨の無い動く腰椎がある為負担が増大し筋肉の緊張が強くなったりします。
また、圧迫骨折もこの場所に多く起こります。
このように胸椎の動きや背中の柔軟性はとても重要で肩こり、腰痛、呼吸関係に深く関わってきますので筋肉を緩めたり、エクササイズをしたり筋トレなど様々な施術をすることも大事です。
当院は、一人一人に合わせた施術を提案し症状の解決をしていきます。